お知らせ

2021/9/18

【INFORMATION】和風木製建具 施工事例 2

前回の INFORMATION に引き続き、
「和風木製建具」の施工事例をご紹介させていただきます。

片開き框板戸:秋田杉無垢1枚板/地杉赤身/木製グリップハンドル
玄関ホールにはリビングへ続く大きな框戸が納められました。
高さ2200mmの存在感のあるこの扉には、秋田杉の優雅な風合いの木目が全面に広がります。

片引き框板戸:欅/欅突板柾目
ホールと畳廊下の間仕切りとして納められた、欅(ケヤキ)突板貼りの片引き戸です。

欅の片引き框板戸の反対面
力強く美しい木目が特徴の欅材は、頑強な上に鑑賞価値も高いため、古くから高級材として重宝され、寺社や城の建築にも使わています。

4枚引き腰付き猫間障子:地杉赤身/ガラス/ワーロン
下部に高さ30cm程の腰板が貼られた『腰付き障子』
ガラスがはめ込まれ、その前に上下にスライドする小障子が組み入れられた『猫間障子』
こちらの建具はその2種類を組み合わせた物となります。

2mmの薄ガラスの前にはめ込まれた小障子が、上下にスライドします。
少しでも寸法が違うと動かなかったり、持ち上げても保持できずに落ちてきてしまったりするこの小障子は、
建具職人の精巧な技術が詰め込まれ、その技術を触れて感じ取れる製品です。

元々はガラスをはめ込まず、猫が部屋に出入りできることから『猫間障子』と名付けられましたが、
その後は部屋の気密性を保つためにガラスが組み込まれ、名前だけが残りました。

猫間障子の反対面
畳廊下側からははめ込まれたガラスの面が見えます。
外の光が差し込み、新品の真っ白な建具と障子紙風のワーロンが映えます。
ここから経年と日焼けで深みのある色合いに変わっていくのも、木製建具ならではの良さです。

こちらの廊下には3種類の障子が並びます。
左から順に、屋内の小窓に掛けられる装飾用の『掛け障子』
前述の猫間障子を2枚で納めた『引違い腰付き猫間障子』、外からの採光を目的とした『引違い無地障子』
一言に『障子』と言っても多くの種類があり、用途によって選ばれる材料や障子紙も様々です。

組子入り書院障子
こちらの障子は当社で製作したものではないのですが、とても美しい書院障子だったため撮影させて頂きました。
御施主様の前宅から引き継がれてご新居に納められた組子入りの書院障子です。

組子1本1本の長さと角度の調節で美しい丸型が浮き上がっています。

 

協力:栃木県宇都宮市の個人邸様

 

次回は当社で担当させて頂きました『鹿沼組子」の施工事例をご紹介します。

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